2017年 10月 20日 金曜日

4月に入社させて頂いたMIKO 🙂 です。入社して、はや半年経ちましたが、より皆様に分かりやすく的確な情報をお伝えするためには、まだまだ勉強が必要だなと痛感しつつ、日々がんばって仕事をしています。

今回は集中力をつけ、勉強にも役にたつ「マインドフルネス」について紹介しようと思います。皆さんはマインドフルネスという言葉をご存知ですか?私は全く知りませんでした。

マインドフルネスを知ったのは、テレビの番組でマインドフルネスが紹介されていたのがきっかけです。

マインドフルネスは、アメリカで生まれ世界中に広まっていて、IT企業大手Google社などアメリカの名だたる大手企業や政府機関でも研修などに取り入れられ、実践されている取り組みです!  Google社の取り組みは本やマンガにもなっていて、その具体的な取り組みが紹介されています。マインドフルネスに関する書籍は日本でも沢山発売されています。

 

この領域の権威と言われるジョン・カバット・ジン氏によると、マインドフルネスとは「今この瞬間に、偏った価値判断を加えることなく、意図的に、能動的な注意を向けること、そしてそこから得られる気づき」としています。…よくわかりませんね(笑)。

簡単にいうと「今やっていることにものすごく集中して、いつものことをいつも以上に感じ取ること」ことだそうです。…やっぱりわかりにくいですね(笑)。

 

では、 実際にどのような事をするかというと、それは「瞑想」です。瞑想というのは古くから禅やヨガなどで行われているものですが、マインドフルネス瞑想は、そこから精神性や宗教的な要素を取り除いたもので、誰でも気軽にできるところにも大きな特徴があります。

 

マインドフルネス瞑想の方法は、基本的には、姿勢を正して、ただ自分のしている「呼吸」に意識を向けるだけです。いつでもどこでも実践してよいそうですよ。

立っていても座っていてもよく、背筋を伸ばし、力を抜いていきます。目は軽く閉じるか、半眼でどこか一点を見つめるようにします。

 

呼吸は自分のペースで良いので、繰り返される呼吸に意識を集中するそうです。呼吸以外のものに意識が向いたら、また呼吸に意識を引き戻していくということを、繰り返していきます。

ただ呼吸に意識を向けるといっても、やってみると意外に難しいので、MIKOは「吸って~はいて~」と心の中で唱えています。でも、すぐ雑念が浮かんできてしまいます。「今日のごはん何にしようとか(笑)」そんな雑念が浮かんできたら、「雑念雑念」と心の中で唱えて、また呼吸に意識を戻していくそうです。

瞑想をするのは、いつでもどこでも大丈夫で、[つり革瞑想][お風呂瞑想][歩く瞑想]などもありだそうです。

 

では、具体的にどういう効果があるのか気になりますよね。マインドフルネスで得られると効果されているものは以下の通りです。

・脳疲労がとれる

・アイデアが湧いてくる

・集中力が高まる

・記憶力が高まる

・創造性が高まる

・共感性が高まる

・眠りが深くなる

・感情が安定する(振り回されなくなる)

・ストレスが軽減される

・ポジティブ思考ができる

・肌がきれいになり、健康になる

 

マインドフルネスは、ビジネスの場だけでなく、医療の現場でも利用されていて、うつ病の再発防止に応用されています。また、小学校などの教育機関でも積極的に取り入れた結果、子どもたちのいじめや差別が減ったという報告もあるそうです。

脳科学の分野では、数日の実践で、ストレスに強い脳が作られることが実証されているそうです。記憶や感情のコントロールに関わる海馬は、ストレスを受けると損傷しうつ病などに繋がると言われていますが、マインドフルネスによってストレスに蝕まれ萎縮していた海馬が回復したり、さらに不安や恐怖といったストレスに反応する扁桃体が減少し、ストレスに対しての過剰な反応が抑えられると言われています。瞑想だけで脳の機能や、脳自体が変わっちゃうなんて、すごいですよね。

 

忙しい日々の中、こうやって心を落ち着けるだけで、ストレスに強い脳を作れるというのは、なかなか興味深いことです。

皆様、秋の夜長に、マインドフルネス瞑想をしてみるのはいかがでしょうか。

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