2017年 12月 20日 水曜日

みなさま、はじめまして!

 

初投稿をします、スケと申します。初めてなので何を書こうか迷いますが・・・。

今回は、私が病院勤務をしていた際に、辛かったことを書きたいと思います。それは何かと言うと・・・、夜勤です!

何が辛いかというと、人数が少なく、一人一人の負担が大きい・・・、というのもありますが、私の場合は生活リズムが崩れてしまうのが、一番辛かったです。

私は、夜勤明けに「そのまま出かけるタイプ」ではなく、「とことん寝るタイプ」でした。たとえば、12時に家に帰ってきたら、ご飯を食べて、そのまま目が覚めるまで寝る、という感じです。このような生活を繰り返すうちに、徐々に体調を崩してしまいました。

私のような人もいれば、そうでない人もいます。しかし不規則な勤務体系にある看護師さんの睡眠障害は案外多いのです。

 

そこで今から、睡眠障害について、ご紹介したいと思います。

睡眠障害は、体内時計のリズムがズレてしまうことが原因で起こります。

代表的なものを以下に挙げます。

 不眠症

夜寝つきが悪い、眠りを維持できない、朝早く目が覚める、眠りが浅く十分眠った感じがしないなどの症状が続き、よく眠れないため、日中の眠気、注意力の散漫、疲れや様々体調不良が起こります。

 過眠症

昼間に強い眠気を感じ、実際に寝てしまう症状です。夜眠れない不眠症の反動で昼間の過眠を併発することも多いです。

概日リズム睡眠障害

体内時計のリズムが崩れることで生活や健康に支障をきたします。社会生活とはズレた時間に眠気が襲ってくるため、遅刻や欠勤などの不都合が起こりやすいのが問題です。

 

私は、まさしく「概日リズム睡眠障害」でしたね。

 

次に、睡眠障害の対処法の一例です。

負担のない勤務体系にしてもらう

具体的には、シフトの時間を以下のような流れにしてもらいます。

日勤→日勤→準夜勤→深夜勤→休み

時計の針の回り方に沿って、徐々に昼から夕方、夜へと睡眠時間を後退させていった方が負担が少なくなります。

脳への刺激を避ける

具体的には、夜勤明けの移動中はサングラスなどで強い光を避けたり、帰宅後も光を遮断し静かな環境で睡眠をとったりすると良いです。夜勤の後にスムーズな眠りにつくためには、仕事が終わった後は、可能な限り、光など脳への刺激を避けることが大切です。

専門医を受診する

どうしても不規則な勤務が身体に合わない方もいらっしゃるので、症状がひどくなってしまった場合は、薬物療法での治療が必要かもしれません。

 

人は、身体のリズムが毎日の勤務体系に慣れ始めると、自然と不規則なリズムにも適応できるようになります。また、どのような生活を心がければ負担が少なくなるのか、自分の身体のリズムも自然と分かってくるものです。

しかし、うまく適応できずに、通常の生活さえ困難なほど睡眠障害が悪化するようなら、業務に支障が出ることは必至です。配置の異動などを相談する必要もあるかもしれません。私の場合は、いさぎよく辞めて、夜勤のない仕事に転職しました。

みなさん、大切な身体です。くれぐれも無理なさらないようにしてくださいね。

 

 

 

 

 

 

<参考ページ>

・スイミンネット すこやかな眠りのために…http://www.suimin.net/step1/syndrome/type_a/

・睡眠薬に頼らず不眠を治す快眠法 不眠症対策のセオリー

http://www.sleep-navi.com/cause/disorder/

・「眠れない」を、自分の力で改善する 睡眠サプリ

看護師に多い睡眠障害・不眠症の悩み – 対処法は?

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