第19回:「オペレーターは滑舌良く!」

2012年 6月 16日 土曜日

こんにちは、久々登場ナースチームの黒一点、ナースマンのUMAです。

 なんだか最近雨ばかりですね。とうとう梅雨入りですねぇ。                                                                  と、いうわけでそんなジメジメ天気を吹き飛ばっ・・・せるかはわからないですが、小噺をひとつ。

 

 題名を見てもらえればわかりますが、僕達はナースであると同時にテレフォンオペレーターでもあります。                                            声だけで相手と接するので、言葉遣いや口調など、「話す」ことについてはとても気を遣いますし、遣わなければならない仕事です。                                                                                    なので、はっきりと滑舌よく、相手が聞き取りやすいように、ということを意識して話すようにしています。 

しかしそれでも人間です。相手が怒っていたり、急いでいたら早口になってしまったりすることもあります。仕方ないといえば仕方ないのですが、それでもやはりプロとしてはそんな時こそ落ち着いて話さなければなりません。                                                ですが、時にはなんにもないところで失敗してしまうこともあります。                                                         

僕が未だに覚えているお恥ずかしい話として、こんなものがあります。

相手は治療をしている患者様のお母様。                                                                          疑問点も無事解決できて、安心していただけました。

そこで、次回から気をつけていただくことなどを話しつつ、お母様のお話を伺っていました。                                              お互いに笑顔を交えつつ(お互い見えてないですけど、そういう和やかな雰囲気だったんですよ)お母様の話した内容に返答しようとしたその時、その瞬間は訪れたのです。

 

UMA『かちこまりました。』 

ええ、言いましたよ、はっきりと。滑舌よく。いや、よくないかこの場合。

お母様も大層驚いてましたね。

  

お母様『か・・・かちこまりました!?』 

 

ええ、それはもう笑いの混じった大きなお声で繰り返していただきました。かちこまりました

目をまん丸に見開いて、手を口元に当てていたことでしょう。                                                                 見えないですけど、その映像が自然に浮かんできました。

その後はもう笑うしかないわけで、お互いに半笑い状態で会話を終えました。                                                   最初にちゃんと疑問点を解決できて、信頼関係ができていたので、微笑ましく終われたわけですね。

そう、ちゃんと信頼関係が築ければ、多少噛んでしまっても問題ない、というお話なのでした。

 

・・・いや、やっぱり噛んだらダメですね。

気をつけましょうね、皆さん。

 

・・・ハイ、気をつけます。すみません。

 

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