2017年 9月 20日 水曜日

こんにちは!ブログ初投稿のナカです。

 

ゲリラ豪雨、雷雨、雹、竜巻、土砂崩れなどの異常気象や自然災害について、よくニュースで取りざたされていますよね。昔は日本で馴染みのない気象だったような印象がありましたが、最近は本当に異常気象や自然災害が当たり前のようになってきている気がします。

 

今回は異常気象にまつわる出来事をお話しします。

以前、友人と初めてバリ旅行へ行った時の事です。

 

旅行初日。東京からバリまで7時間のフライトで、機内にいる友人と私はルンルン気分でバリでの行程を話し合っていました。

東京を出発して3~4時間が経った頃、突然機内放送がかかりました。

 

-ジャワ島で火山噴火が起こり、風の影響で火山灰がバリ島方面へ広がる可能性がある為、空港が閉鎖となりました。その為、当機は東京へ引き返します-

 

その瞬間、にぎやかだった飛行機内が一気に静まり返りました。

こんな事を予想していなかった私たちは状況が飲み込めず、「こんな事あるのか」「これからどうなるのか」などと口々に話し合っていました。

 

あの頃、バリ周辺の島では火山噴火がよく起こっていて、風で流された火山灰が飛行機に影響を及ぼす為、空港閉鎖になるという事も多かったようなのですが…そんな事を把握していなかった私たちは、人生初めての体験に動揺していました。

私自身、これは現実ではなく夢なんじゃないかとも思ってしまいました。

 

そんな状態の私たちを乗せた飛行機は、そのまま東京に舞い戻る事になり…フライト予定時間と同じくらいの時間をかけて、また東京に戻ってきた時のがっかりした気持ちは一生忘れられません。笑

 

 

今では、飛行機でUターンなんて中々ない経験ができたな~と思いますが、あの時は行けなかった事へのショックとこの後バリに行けるのかという不安で一杯でした。旅行の為にとった休暇で日数に限りがありますし、仕事をしていると友人同士で長期の休みを合わせる事も難しいし、仕事に影響が出ないようにしなければならないですしね。

 

東京に戻ってから判明しましたが、空港閉鎖は一時的なもので、私たちが東京に戻った頃には空港閉鎖は解除されたそうです。それを聞いた時、心の中では「あのまま乗ってたら予定通り着いたのにな~」と思う部分もあったのですが、飛行機に影響が出るとあってはそんな危険は冒せないですよね。

 

東京に戻った私たちに今度は、この後旅行をどうするのかという選択が迫られました。

旅行会社から、当日中に旅行取りやめにするのであれば全額返金、このまま続行するのであれば予定よりも1日短い行程で翌日出発するという内容を提示され、その場で決めるよう伝えられました。

 

悩んだ末、今回の旅行を楽しみにしていましたし、今後皆で長期の休みを合わせられるかも分からなかったので、私たちは旅行続行を選びました。

予定日数が短くなった為に出来なくなってしまった事もありましたが、結果的にはとても楽しい時間を過ごせて、何より一生の思い出に残る旅になりました。

人間は自然には勝てないんだな、自然災害って怖いなとつくづく感じた出来事でした。

突発的に起こる気象や災害全てに対応するのは難しいと思いますが、備えあれば憂いなしという諺があるように、日頃から物品や情報を収集しておくと、いざという時に役立つ事があるのではないかなと思います。

みなさんも、まずはできる事から始めてみてはいかがでしょうか。

 

お付き合いいただき、ありがとうございました。

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