どうしてお餅なの?

2015年 1月 15日 木曜日

あけましておめでとうございます、
2015年最初のブログを担当いたします、アーリーです。

気持ちも新たに、本年もブログ「ナースコール♪」をよろしくお願いします。

 

みなさん、良いお正月休みを過ごされましたでしょうか。
私のまわりも、ご家族とゆったりと過ごされリフレッシュされた方もいれば、 海外旅行であったかいグアムに行ってきた方もいたり、うらやましい限りです。
私はと言えば、実家のある島根県へ数日帰省して、 お雑煮やおせち料理など、お正月らしいお休みを過ごせました。

お雑煮って地域ごとの違いが顕著でおもしろいですよね。
そんなわけで今回はお雑煮について、考えてみました。

 

 

まずはお餅の形
一般的によく言われるのが、「東日本は角餅、西日本は丸餅」。
ですが、もともとお餅って本来丸いものだったそうです。 そういえば、昔ばなしでお餅といったら、丸いお餅しか見たことない気がします。

四角いお餅が出てきた背景は、生産性の問題と言われているそうです。

ひとつずつ丸めて作る丸餅より、平らに伸ばしたお餅を切る角餅の方が早くできる。 人口の増加が著しかった江戸では大量の餅を作らなければならず、 四角いお餅が主流になったということです。

なるほど、たしかに効率よくお餅を作るには四角い方が都合よさそうですよね。

 

 

次は味付け
関東や東北ではしょうゆ味、関西風というと白みそ仕立てを思い浮かべますよね。 でも、西日本でも、近畿・福井・四国東部以外はしょうゆ味の方が優勢だそうです。 少数派では、出雲地方や能登半島の一部などに、小豆雑煮の地域があるんだとか。具材も、大根やにんじん、かまぼこ、さといも、など地域によってさまざまですよね。

北海道ではいくらや鮭をいれたりもするとか!豪華なお雑煮ですね。

 

 

さて、タイトルの質問にお答えします。
お雑煮にはどうしてお餅、なんでしょうか?

これは箸でつまむとお餅が長くのびることから、「寿命がのびる」と縁起を担いでいるそうですよ。
なるほど、おせち料理に色々意味があるように、お雑煮にもしっかり意味があるんですね。

 

 

ちなみに、私の地元は島根県の西部地方、浜田市というところになりますが、
この地域はここにあげたどれとも違う珍しいお雑煮なのでご紹介します。

まず、お餅は丸餅です。
かつお出汁に丸餅を焼かずにいれ、煮てやわらかくします。

それからおしょうゆ砂糖をいれます。

そして、お餅が煮えたら完成です!!!


砂糖醤油味でお餅を煮る、というシンプルなお雑煮。
お餅以外に具も入っていないし、せいぜい黒豆を2~3粒のせるだけ。
ぜんぜん「お【雑】煮」じゃないですよね。

でも、砂糖醤油の甘いお雑煮を食べないとお正月が来た気がしないのです。

 

 

 

みなさんのご家庭のお雑煮はどんなレシピですか?

いろんな地域のお雑煮を食べ比べするのを夢見ながら、
みなさまの益々のご健勝をお祈りし、今年最初のブログ更新とさせていただきます。