季節の変わり目に。

2015年 2月 17日 火曜日

少しずつ日が長くなってきました。
外はまだ寒いですが、春が近づいてきていますね。

季節の変わり目を向かえるこの時期に、体調を崩される方も多いと思います。
今回は「どうして季節の変わり目に体調を崩しやすいか?」についてお話しますね。

 

大きな原因として”気温の大きな変動に身体がついていかない”ということがあります。

わたしたちの身体には、周囲の気温の変化にできるだけ影響をうけずに常に同じ体温を保つ”恒常性”という機能が備わっています。今の時期のように気候の変化が激しいと、恒常性を保つために働く自律神経も大忙しなわけですが、その自律神経の調整も追いつかなくなってしまい体調不良、いわゆる”自律神経の失調”状態となってしまうのです。

疲れがとれない、食欲がない、身体がシャキっとしない、朝起きるのがつらい、一日中眠い、夜寝付けないなどの些細なことも身体からのサインだったりするので、「いつものこと」と流してしまわないように気をつけましょうね。

 

さらに、日本においてはこれからの春をむかえるこの季節、進学や就職、転勤などターニングポイントを迎えることも多いですよね。そうすると、気温差以外にも環境や人間関係でも大きな変化が起こることもあり、それらにも順応しようと反応し、体調を崩しやすくなってしまいます。

 

では、対策方法としてはどうしたらいいのでしょうか?

月並みですが規則正しい生活をして、できるだけストレスを低減して過ごすのが一番です。
睡眠の質をあげて、適度な運動をすることもとても良いでしょう。
「とにかく元気を出そう」と頑張りすぎるのは禁物です。
気分転換をしてストレスを溜め込まないようにするのは、とても大切なことです。

 

春がやってきます、新しい季節に環境の変わる方もいらっしゃるでしょう。
変化にゆるやかに適応し、新しい環境での健やかなご活躍を心からお祈りいたします。