誕生石についてのお話し

2022年 11月 20日 日曜日

ハロウィンが終わり、お店や街並みも急にクリスマスモードですね♪

クリスマスツリーのオーナメントやイルミネーション、キラキラしていて綺麗ですよね。

キラキラしているといえば、皆さん誕生石はご存じでしょうか?

2021年12月に誕生石の改定があり、10種類の宝石が新しい誕生石として追加されたんです!

紹介していきます!                                                      

 

■誕生石とは?

日本では全国宝石卸商協同組合という協会がアメリカの誕生石をもとに1958年に制定しました

アメリカのものを基準にしていますが、国内の事情を反映させて若干の修正が加えられています。

例えば、3月には桃の節句があることから桃色が美しいサンゴが追加されたり、新緑が美しい5月には、古来から日本人に好まれている緑色のヒスイ(翡翠)が加わったりしています。

 

■なぜ改定したのか?

今回の改定は全国宝石卸商協同組合、日本ジュエリー協会、山梨県水晶宝飾協同組合の3つの団体が関わっています。

「国内においてさまざまな誕⽣⽯リストが混在しており、消費者が混乱するため、業界として誕⽣⽯を統⼀することを第⼀に考えました。」と発表しています。

 

■1月

 1月の誕生石はガーネットです。

 

■2月

 アメシストにクリソベリルキャッツアイが追加されました。

クリソベリルキャッツアイは、つやつやと輝く黄色や黄緑の石に、細長く光る白い輝きが美しい宝石です。

宝石に走る白い光を猫の目の瞳孔に喩えて「猫目効果(キャッツアイ効果)」と呼び、この特徴が見られるクリソベリルのことをクリソベリルキャッツアイと呼びます。

 

■3月

 アクアマリンサンゴブラッドストーンアイオライトが追加されました。

ブラッドストーンは濃い緑に、血のように鮮やかな赤の斑点が見られる石です。

アイオライトは見る角度によって菫色〜明るい青〜黄みがかった透明色と様々な色に見える「多色性」を持つ石です。

 

■4月

 ダイヤモンドモルガナイトが追加されました。

モルガナイトはエメラルドやアクアマリンと同じベリルという鉱物の仲間で、結晶内に含まれたマンガンによりピンクやオレンジに発色します。

 

■5月

 5月の誕生石はエメラルド翡翠です。

 

■6月

 パール(真珠)ムーンストーンアレキサンドライトが追加されました。

アレキサンドライトは光源によって青、赤、緑、オレンジと様々な色を見せる「カラーチェンジ効果」が強いことで有名な宝石です。

 

■7月

 ルビーに加えてスフェーンが追加されました。

スフェーンは宝石に入った白い光を虹の7色に分ける「ファイア」という性質が、ダイヤモンドより強いことで知られている宝石です。蜂蜜のような黄色から深い森のような緑と色幅がある宝石です。

 

■8月

 ペリドットサードオニックスに加えてスピネルが追加されました。

スピネルはかつてルビーやサファイアと混同されていたほどの美しい発色が特徴の石です。

色は結晶に混ざる成分によって赤、青、紫など多様で、色によってレッドスピネル、ブルースピネルなどと呼ばれます。

 

■9月

 サファイアクンツァイトが追加されました。

クンツァイトは見る角度によってピンクから紫に変化する多色性が特徴の宝石です。

 

■10月

 10月の誕生石はオパールトルマリンです。

 

■11月

 11月の誕生石はトパーズシトリンです。

 

■12月

 ターコイズラピスラズリタンザナイトジルコンが追加されました。

タンザナイトは鉱物名ゾイサイトの⻘⾊の宝⽯変種です。多⾊性が強く、⾒る⽅向によって⻘紫⾊、⻘⾊、ピンク⾊を⾒ることができます。

地球上で最初に形成された鉱物であるジルコンは、古くから採掘されていたと言われています。人造石の「キュービックジルコニア」を「ジルコニア」と略して呼ぶこともあり、同じ石として勘違いされる場合もあります。

 

以上です!

誕生石が4つある月もあれば、1つしかない月もあります。

この差はなんなんだろう…と思っています。

家族や友達の誕生石もぜひ確認してみてください。

写真を見ていると色んな色があって、キラキラしていて、たくさんほしくなってしまいます…!

 

それではここまで読んでいただき、ありがとうございました!