今が旬!春キャベツのおはなし
2023年 4月 20日 木曜日
すっかり暖かくすごしやすい季節になりましたね。
春と言えば苺、たけのこ、新玉ねぎ、鯛、ホタルイカ等、旬の美味しい食べ物がたくさんあります。
今回は今が旬の春キャベツについてお伝えします!
キャベツは1年中スーパーで見かけますが、収穫時期によって春、夏秋、冬キャベツと分かれています。春キャベツは秋に種をまいて3~5月に収穫します。春の温かさで一気に育つため水分量が多く葉が柔らかくみずみずしいので生で食べるのに向いています。
サラダや浅漬け、揚げ物の付け合わせとして千切りにして栄養たっぷりで美味しくキャベツを食べましょう!
【美味しい春キャベツの選び方】
- 芯の大きさが500円玉くらい
- 切り口が変色していない
- 球形
- 巻きが緩くふんわりして軽い
- ツヤとハリがある
スーパーで春キャベツを選ぶ時にぜひ参考にしてみて下さい!
売り場には冬キャベツも売っているため間違わないように注意してください!
【保存方法】
一玉は2週間程度。
- 芯を包丁でくり抜くか爪楊枝を芯に3本程度深く差します。
- 濡らしたキッチンペーパーをくり抜いた穴に詰め、新聞紙で包みビニール袋に入れるかラップで密閉します。
カットした場合は芯を取り除くか芯に切れ目を入れラップで密閉します。
使う時は食べる分だけ外側の葉から剥がすと長持ちします。
植物の根や茎の先端にあり細胞分裂を行う部分である生長点=芯を破壊するのがポイントです!
切り取った芯の部分は栄養が詰まっています。芯を捨てないで下さい!
薄く切ったり、スープにする等工夫して芯まで食べましょう!
断然1玉買いがお勧めです!
冬キャベツに比べ春キャベツは小玉です!
保存も効きます!
意外と1玉ぺろりと食べられます
【主な栄養素】
① ビタミンC
春キャベツは普通のキャベツよりビタミンCを多く含んでいます。ビタミンCは美肌効果、風邪予防の効果もあります。春キャベツは紫外線量やストレスが増える春にぴったりです。
一番外側の葉が最もビタミンCが豊富なため捨てずに調理しましょう!
熱に弱いため、生食がお勧めですがもし煮込んだ場合には、 ビタミンCが溶け出るためスープも飲みましょう。水に長時間さらさず、切ったら早めに食べるとより多くのビタミンC
を摂取できます。大きな葉3∼4枚で1日分のビタミンCを摂取することができます!
② キャベジン(ビタミンU)
キャベツには、キャベジン(ビタミンU)が含まれます。元々はキャベツのしぼり汁から発見されたそうです!胃粘膜の修復を促進し、胃酸の分泌を抑制し胃腸の調子を整えてくれます。
熱に弱いため、生食がお勧めです。
③ イソチオシアネート
生でキャベツを食べた時に感じる辛味です。解毒作用や抗酸化作用を高め、癌予防の効果が期待されています。
細胞壁が壊れることで作られるので千切りにしてよく噛んで食べると良いです!
④ ビタミンK
血液凝固を助け、骨や歯を丈夫にする働きがあります。
⑤ ミネラル・食物繊維
カリウム、マグネシウム、カルシウム、鉄、亜鉛が含まれています。カリウムはナトリウム(塩分)の排出を促し、むくみ予防の効果があります。マグネシウムは補酵素として酵素の働きを助ける効果があります。カルシウムは骨や歯を作る働きがあります。
鉄は貧血予防の働きがあります。亜鉛はタンパク質合成の促進、抗酸化作用の働きがあります。食物繊維は便通を促し、糖質や脂質の吸収を緩やかにする作用があります。
美味しいだけでなく免疫低下、紫外線、肌荒れ、ストレス、胃の不調、食べ過ぎ等色々な悩みを春キャベツが助けてくれるかもしれません!
ここまでお読み頂きありがとうございました!
ぜひ美味しい旬の春キャベツを味わって、身体の内側からもケアしてきましょう!
Posted by nurse005.
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