駅伝の魅力について

2023年 10月 20日 金曜日

みなさん、こんにちは。

10月になり秋の気配を感じる日が増えてきましたね。

秋は食べ物、読書、スポーツなど楽しみが多い季節ですよね。私は食べ物に夢中になってしまいがちなので、今年は運動を始めよう!と決意を新たにしたところです。

 

今でこそ運動とは無縁ですが、中学時代は陸上部に所属していてひたすら走る日々を送っていました。🏃‍♀️

そして、秋といえば思い出すのが駅伝です。

実は秋から冬にかけては駅伝シーズンで、各地で様々な大会が開催されています。

今回は駅伝の魅力についてご紹介したいと思います!

■駅伝ってどんな競技?

道路をコースとする長距離のリレー競争です。「駅馬・伝馬制」が名前の由来と言われています。

 

日本で初めて競技として駅伝が行われたのは1917年の「東京奠都記念東海道駅伝徒歩競争」です。

「東京奠都」とは明治維新の際に江戸が東京になり首都として定められたことを意味しています。東京奠都50周年を祝う大博覧会のイベントの一つとして、明治天皇がそれまでお住まいだった京都から江戸城へ入られた時のルートを再現しようという発想で生まれたそうです。

京都府の三条大橋から東京都の上野不忍池まで約508㎞(23区間)を昼夜問わず3日間かけて走り継ぐという壮大なレースでした。

 

このレースが大成功を収めたことで、1920年に箱根駅伝が始まります。

 

■なんでたすきをかけるの?

たすきについては色々な説があるようです。

🐴駅馬・伝馬制があった時代、馬に乗る時に着物が邪魔にならないようにたすきをかけていたので、その名残で現代でもたすきが使われている。

🎽長距離のリレーではバトンを持って走るのは大変なので、走る時に邪魔にならないようにたすきが使われている。

 

駅伝の象徴とも言えるたすきですが、実は長さや幅、受け渡し可能なゾーンなど細かくルールが定められています。

その中でも重要なのが「必ず前走者と次走者の間で手渡さなければならない」というルールで、投げ渡すと失格になってしまいます。

実際に、体調不良になってしまった走者がなんとか次の走者に繋ごうと投げ渡してしまい、失格になった事例もあるそうです。

 

■駅伝の魅力って?

個人競技がほとんどな陸上競技の中で、駅伝は数少ない団体競技です。チームのために実力以上の力を発揮できたり、逆にプレッシャーで思うように走れなかったり、様々な選手がいます。それぞれの思いが詰まったたすきを1秒でも早くゴールに運ぼうとする姿に心を打たれます。

 

一番速いチームが勝ちというシンプルなルールだからこそ、誰でも楽しめる競技だと思います。

大きな大会はテレビ中継もあるので、ぜひ見てみてください!

 

ここまで読んでいただきありがとうございました!