みかんについて

2023年 12月 20日 水曜日

みなさん、こんにちは。

今年は暖かい日が続いていましたが、12月になりいよいよ本格的に寒くなってきましたね。

冬の定番の果物といえば、みかんのイメージがあります。

先日、友人から大量のみかんをいただきました。

私はみかんの白い筋が少し苦手なので、食べる前に取り除いてしまいがちなのですが

白い筋である維管束いかんそくという部位は、栄養豊富な部位な為、なるべく実と一緒に食べてしまうことがおすすめだそうです。

【みかんの構造】

・オレンジ色の外皮の部分:フラベド(外果皮)
・外果皮をむいた裏にある白い内側の部分:アルベド(中果皮)
・みかん中心の芯の部分:果心かしん
・みかんの薄皮の中にあるつぶつぶの果肉:砂瓤さじょう
・果肉を包んでいる薄皮:瓤嚢じょうのう
・瓤嚢の表面にある白い筋状の部位:維管束いかんそく

 

 

維管束いかんそくには、豊富な食物繊維とヘスペリジン(ビタミンP)と呼ばれる成分が豊富に含まれています。
ヘスペリジンは果肉部分よりも、皮や筋、袋に多く含まれ、皮を乾燥させたものは、漢方の生薬・陳皮ちんぴになります。

 

 

 

みかんの筋は、口当たりが悪く取り除く方も多いかと思いますが、食物繊維やビタミンPが摂れるので、可能であれば実と一緒に食べるといいですね。

 

 

【みかんに含まれる栄養素と期待できる効果】

🍊風邪予防

みかんに豊富に含まれるビタミンCには強い抗酸化作用があり、風邪の原因となるウイルスの侵入を防ぐ効果や、ウイルスの働きを抑える効果があるとされています。

 

🍊美肌効果

ビタミンCが持つ抗酸化作用には、シミやシワを防ぐ働きがあるため美肌効果も期待できます。

 

🍊整腸効果

みかんに含まれるペクチンは食物繊維の一種で、腸内細菌の働きを助ける効果が期待できます。ペクチンを摂取することで、腸内環境を整えることができるとされています。

 

🍊疲労軽減

クエン酸は糖質やたんぱく質などをエネルギーとして、効率よく燃焼させる効果があるとされています。クエン酸には疲労回復や筋肉疲労を軽減する効果などが期待できます。

 

 

いただいたみかんをたくさん食べて、風邪などひかずに寒い冬を乗り切っていけたらいいなと思っています。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

寒い日が続くと思いますので、体調に気を付けてお過ごしください。