端午の節句について

2024年 5月 20日 月曜日

 

みなさんは、端午の節句はどのように過ごされましたか。

 

 

 

柏餅を食べたり、菖蒲湯に浸かったり、鯉のぼりを立てたり、、。
お子様がいるご家庭ではなにかしらされたのではないでしょうか。

 

柏餅ですが、西は「粽(ちまき)」・東は「柏餅(かしわもち)」といわれますが、現在は柏餅が主流のように感じます。

 

 

端午の節句に柏餅が食べられるようになったのは、江戸時代からといわれています。柏の木の葉は、新芽が出るまで古い葉が落ちないという特性から、新芽を子ども、古い葉を親に見立て、「家系が絶えない」さらには「子孫繁栄」と結びつけたわけです。
そのため、柏の葉で巻いた柏餅は、縁起のいい食べ物として定着しました。

 

 一方ちまきは、もともと平安時代に中国から端午の節句が伝来したときにちまきが伝えられました。

中国の故事からきており、難を避ける厄払いの力があるとされ、最初は、楝樹(れんじゅ)の葉でもち米を包んでいたそうです。時代が下ると、茅(ちがや)の葉も使われるようになり、「ちがやまき」とも呼ばれ、それがだんだんと短縮され、ちまきと呼ばれるようになりました。

 

鯉のぼりの5色の色にも、魔よけの意味があるそうです。

それぞれの風習の由来を知れば、行事に懸ける想いや楽しみ方も変わってきますね。

 

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。