暑い夏を快適に!断捨離でおうち時間を楽しもう

2024年 8月 20日 火曜日

みなさま、お久しぶりです、ハナコです。

梅雨が明け、とんでもない暑さが日々更新されていきますが、いかがおすごしでしょうか。

 

せっかくの夏なのに、こんな暑さではどこにもお出かけできない…!という方も多いと思います。というわけで(?)今回はおうち時間を快適に過ごすための断捨離について書いてみようと思います。

 

といいますのも、現在ハナコの実家では断捨離の真っ最中なのです。

 

感染症流行時にも「快適なおうち時間のために」とお片付けや断捨離が流行っておりましたが、そのときはまだ簡単なお片付け程度でした。「このままではいけない、家の中を綺麗にしよう!」と思い立ったのが一昨年でした。

それから帰省の度に掃除や断捨離を行ってきました。母にも協力してもらい、先日の帰省の際にはごみ袋4~5個分のモノを処分して(もっとあったかもしれません…)、通れなかった通路に〇年ぶりに風を通すことができました!

 

目下最大の敵は押し入れです。上段下段にいろいろなものが詰め込まれている、かつ天袋は掃除が大変!脚立を使っても奥まで手が届かないんですよね。

 

断捨離をするにあたってお手本にしている方がいます。

やましたひでこさんという断捨離のエキスパートの方です。

やましたさん曰く、「断捨離とは、モノへの執着を捨てることが最大のコンセプト。モノへの執着を捨てて、身の周りをキレイにするだけでなく、心もストレスから解放されてスッキリする。これが断捨離の目的です。」とのこと。

「モノへの執着」…これが本当に捨てられないんです!

人のモノだと簡単に「いらないんじゃない?」と言えてしまいますが、自分のモノだと「ちょっと待って!」となってしまうんですよね…。

どうしたら「モノへの執着」を捨てることができるのでしょうか。まだまだ道は遠いです。

やましたさんの出ているテレビ番組を見た母も触発され、タイミングが合えば一緒に見ているのですが、いろいろと考えてしまいます。

モノは持ち主が生きてきた証そのものなんですよね。それを処分するのはとても勇気がいることです。

自分の持ちものを捨てる時もなかなか決断できないのですが、思い出が詰まった家族のものを捨てるのはさらに大変です。どうしても処分したくないモノと厳選しながらも、「自分や家族の生活を豊かにするために物を捨てよう、モノが溢れて動けないような部屋にはしたくない、生活しやすい部屋にしたい」と思いつつ、「今までお世話になりました」とモノに感謝しながら処分するようにしています。

時々「こんなものもあったね~」や「ここにあったんだ!」、「こんなものいつ買ったの!?」と思い出を発掘してしまうことも多々ありますが、そんな時間も楽しんだりしています。

 

 

 

まだまだ処分しないといけないモノがたくさんあるのですが、少しずつでも進められたらいいな、と思っています。

 

みなさまも、断捨離とはいかなくても身の回りを少しだけ綺麗にしてみるのはいかがでしょうか。思わぬ発見があるかもしれませんよ。

厳しい暑さが続きますが、みなさまご自愛くださいね。

それでは!

 

 

夜勤の魅力とは?私の体験談とおすすめポイント

2024年 7月 20日 土曜日

皆さん、こんにちは!

時間が流れるのは早いもので、約5年ぶりのブログ執筆です。

 

私は入社してからほとんどの期間、夜間勤務をしています。

周囲の方に夜勤をしていると言うと『長時間の勤務は大変そう』『眠くならないの?』と言われることがよくあります。

私自身は企業での夜勤勤務が合っているのかあまり辛く感じることはありません。皆さまにも夜勤勤務のいい点をご紹介します!

 

 

■満員電車に乗らなくていい!

出勤は夕方頃、退勤は昼前頃なので、通学・通勤時間帯に被りません。

座って帰ることができるので、夜勤明けの体にはとてもありがたいです……!

 

 

■デスクワークなので体への負担があまりない!

病院での夜勤を経験したことがある方は、『夜勤は大変』というイメージが強いのではないのでしょうか。

私も病院で夜勤をしていたときはずっと動き回っていて、朝には腰が痛くなっている……ということも多かったです。

ただ、企業での夜勤勤務は基本的にデスクワークなので体への負担はほとんどありません!腰が痛くなることもなくなりました!

 

 

■プライベートの時間もしっかり確保できる!

1回の勤務時間は長いですが、その分勤務と勤務の間のお休みもしっかりとあります。

旅行に出かけたり、おうち時間を楽しんだりとプライベートを充実させることができます!

 

■早起きしなくていい!

チームメンバーに聞くとほとんどの方が『早起きしなくていいのが夜勤のいいところ!』と言います(笑)

出勤時間は夕方なので、昼頃に起きて準備しても十分に間に合います。しっかりと睡眠を取ってから出勤できるので、長時間の勤務も乗り越えられます。

 

私はアラームをかけて朝起きることがなくなりました……早起きが苦手な方にはおススメです!

 

少しでも夜勤のイメージが良くなれば嬉しいです!

暑い日が続いていますので、皆さまお体を大切にお過ごしください。

『シロクマについて考えないでください』

2024年 6月 20日 木曜日

みなさんこんにちは!

4月から異動して早3ヶ月。保健師として8年間同じ仕事をしてきたので、畑の違う仕事を一から覚えることの大変さを痛感しているところです。歳のせいもあるのでしょうか…笑

 

そんな私から皆さんに試していただきたい実験があります。

 

『』内に実験の指示を出しますので従ってください。

それでは実験を開始します。

     

 

『シロクマについて考えないでください。』

 

 

 

 

 

 

 

 

実験は以上です。みなさんどうでしたか?

指示通り、『シロクマについて考えない』ようにできましたか?

…ほとんどの方がシロクマを思い浮かべたのではないでしょうか。

 

これは心理学者ダニエル・ウェグナーが行った実験で、「シロクマ実験」と言われています。

先ほど皆さんに行っていただいた内容と同様、被験者には一定期間シロクマについて考えないよう指示しました。

その結果は意外なもので、被験者の心はより一層シロクマのイメージに引き寄せられました。

 

この現象を皮肉過程理論と言い、考えないようにすると、よりそのことを考えてしまうという理論です。今回の場合で言うと、シロクマを考えないようにすればするほど、シロクマのイメージが頭から離れなくなります。

 

なぜこのようなことが起きるのでしょうか。

それは、脳は否定形を理解することができないからです。

 

脳では否定形を理解するために、否定されている内容や行動を一度イメージ化します。

「お菓子を食べてはいけません!」

こう言われると、脳にはまず、
「お菓子を食べる」というイメージが届きます。

 

その後、「いけない」とい情報が届き、「お菓子を食べてはいけない」と理解する構造になっています。

 

人間はイメージをすると行動として現れてしまう為、禁止されているにも関わらずお菓子を食べたくなってしまう(食べてしまう)のです。

イメージを与えることで暗示をかけてしまっているとも言えます。

 

私は今まで糖尿病患者の生活習慣是正のための保健指導を行ってきました。

行動変容を促すため、必ず目標を立案するのですが、どのように目標立案したら効果的かと模索していた時に出会ったのがこの理論です。

「間食をしない」

「煙草をやめる」

「糖尿病が悪化しないようにする」

 

 

これらは保健指導で良く聞く目標内容です。

 

しかし、この目標では悪いイメージを与え、むしろ悪い行動を行うよう仕向けていると言えます。

 

じゃあどうしたらいいのか。

「否定形」「肯定形」に変えればよいのです。

 

「間食をしない」→「野菜を食べる(満腹感upにより間接的に間食を減らす効果がある)」

「煙草をやめる」→「禁煙外来に行く

「糖尿病が悪化しないようにする」→「血糖値を下げる

 

このように肯定的な目標立案を行うと、目標達成率が向上します。

 

これは保健指導だけに言える話ではなく、仕事や日常生活でとても役に立つ理論です。

 

 

目標を立てる時、教育を行う時、誰かにお願いをする時etc.

 

して欲しくないことを伝えるのではなく、して欲しいことを伝える。

 

言葉の使い方次第で行動は大きく変わります。

ぜひ皮肉過程理論を活用してみてくださいね。