冬本番ですね
2014年 12月 16日 火曜日
12月ブロブを担当させていただきます、MACCORINです。
気が付けば、もう今年も2週間足らずとなりました。忙しい毎日が続き風邪を引いている方も多くなってきている様ですのでどうぞお気をつけくださいませ。さて皆さんは日頃どの様にストレス解消なさっていますか。旅行・グルメ・スポーツ・カラオケなどなどたくさんあると思います。私自身もいくつかありますがそのうちの一つに絵画鑑賞があります。
今回は大好きな【画家アルフォンス・ミュシャ】をご紹介します。
挿絵画家ミュシャが一躍有名になるきっかけとなったポスター
1894年クリスマスのこと。
フランスの大女優サラ・ベルナールが主演するお芝居のポスターを、いつものデザイナーが休暇中でいないため急遽ポスターを手がけたことのないミュシャに依頼がくる。
その繊麗なイメージは評判となりミュシャの名が世に知られるきっかけとなった1枚である。
私はこの大センセーショナル&サクセスストーリーが大好きです!!!
アルフォンス・ミュシャは1860年 チェコ共和国頭部、モラヴィア地方に生まれる。19歳で芸術家の夢を追いウィーンへ向かう。
故郷を出たミュシャはウィーンの舞台装飾の工房で修行した後、ある伯爵兄弟の援助を受けながらミュンヘンやパリのアカデミーで学んでいたが
1889年に援助が打ち切られる。その後パリやプラハの出版社と挿絵の仕事をしながら生計を立てていた。
ところが1894年暮れ、ミュシャにとって人生最大の転機が訪れる。
ミュシャは一躍ポスター作家として脚光を浴び始めたのです。
しかしこのサクセスストーリーは後から知った分けで私とミュシャの作品と
出会いはもう数十年前になります。
群馬県渋川駅から伊香保温泉に向かう道路(一本道の上り坂)の右側に群馬ガラス工芸美術館があり偶然立ち寄りました。
中へ入ってびっくり!
そこはアールヌーヴォーの宝庫。ガレやドーム兄弟のランプ、花瓶がズラリ展示されているではありませんか。ガラス工芸展示室から出たところに数枚ミュシャのポスターが壁にかかっていたのです。
優美な女性が描かれ一瞬で大ファンになってしまいました。右の煙草を手にしてうっとりと上を向く女性、これは煙草の巻紙(ジョブ=ジョゼフバルドゥー社略称からくる商品名)の宣伝ポスターです。
この官能的なポスターのおかげで喫煙者が増えてしまったことでしょう。
私のミュシャに対するイメージは女性、花、円です。
この三つは【ミュシャ様式】に不可欠な題材だと思っています。
ミュシャのポスター作家としての名声を不動のものとしたのは装飾パネル画です。
装飾パネル画とは宣伝ポスターから広告の文字を取り除き室内装飾と鑑賞を目的として
制作されたポスターのことです。
こちらの四季はミュシャの最初の装飾パネル画です。それぞれの季節を象徴した女性の姿を
描いています。この独創的なデザインは大人気を博して様々なバリエーションが作られました。
プチ自慢ですが、この四季は我が家のリビングの天井画になってます♪♪♪
疲れた時、落ち込んだ時、そうでない時、毎日天井を眺めて心癒されてます。
小さな小さな幸せ、ストレス発散方法です!
「知性と情緒、科学と芸術、叡智と愛、これらの全てを糧として
偉大な芸術作品が育まれる」以下省略 -アルフォンス・ミュシャ 1931年、プラハ
Posted by nurse005.
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