ホスピタリティ(心からのもてなし・思いやり)
2015年 7月 30日 木曜日
はじめまして!今年1月に入社したにこです(^v^)
この度、初ブログを書かせて頂くことになり、何をテーマにしようかなぁと考えていた時、
ふとテレビから流れてきた…
ライオンキング、日本公演通算10,000回!! …のニュース。
※7月15日で10,000回だったそうです
1998年の初演以来、今年で17年目に入るとのこと。
(あぁ…2000年生まれの我が息子が高校生になるわけだ…)
サバンナ好き(?)のにこは、当然ライオンキングは5回以上観ているのですが、
最後に観たのは、なんと 9年前 Σ(゚Д゚) …ということに気づき、愕然としました…。
時が経つのは早いですねぇ ……………
ふとここで、9年前に思いを馳せた私の頭に真っ先に浮かんだのは、
「ライオンキングの素晴らしさ(みんな知ってる?!)」でも、
「若かった自分への郷愁 (;Д;)」でもなく、
「四季劇場のホスピタリティの素晴らしさ!!!」 だったのです。
あれは9年前、子供が小学生になったばかりの夏休みのこと…
出産前まで、自由気ままに海外旅行やらコンサート、舞台鑑賞…と遊び回っていた私の夢であった、
子供と一緒にライオンキング!!
…を叶えるべく、息子と2人でいそいそと四季劇場へ向かいました。
息子にとっては 初めてのミュージカル! しかもかなりの長丁場! の為、「おとなしく観ててくれるかな~」とドキドキしていたものの、始まってしまえば何のその。大迫力のステージに圧倒され、気づいた時にはニコニコ顔の息子と「面白かったね~」と客席を後にしていました。
そして、帰宅を急ぐ人々でごった返すロビーを歩く中、事件は起こりました。前を歩いている大人が振り下ろした手が子供の顔に当たり、その直後、息子は大量の鼻血を出してしまったのです。
楽しい気分は一転、血まみれ(←イヤイヤ、大袈裟だろ)の息子を何とかロビーの隅へ連れて行き、近くにいた若くて綺麗なスタッフのお姉さんに声をかけたところ、あまりに大量の鼻血を見て、慌てて周囲のスタッフさん達にも応援を頼んでくれました。
すると、あっという間に四方八方から箱ティッシュやらポケットティッシュやらを持ったスタッフさんが集結し、息子の目の前にはティッシュの山が…。
「さすがに、こんなにはいらないですよね~」と笑うお姉さんの横で、スタッフ1人1人が自分に出来ることをしようとしてくれた結果がこれなんだなぁと、ほっこりした気持ちになりました。
その後、帰り道にまた鼻血が出てしまった時のためにと、お姉さんが手渡してくれたポケットティッシュやビニール袋、そして、鼻を冷やす為の保冷剤とそれをくるむ為のハンカチ…。
どうみても、誰かの私物と思われるきれいなハンカチに、思わず「これ、どなたかのですよね?」と聞いた私。
「すみません。でも、洗ってあるので大丈夫ですよ!」と笑顔のお姉さん。
イヤイヤ、そういう意味じゃなくて、返しに来られないと申し訳ないから…
そういう私に「いいんです。使ってください」と最後まで笑顔で見送ってくれました。
終演後の忙しい中、半べその息子にずっと付き添い、私物のハンカチまで差し出してくれたお姉さん…。
そして、応援の要請に、箱ティッシュのみならず、これまた私物と思われるポケットティッシュまで持って次々と駆けつけてくれたスタッフさん達…。
どんな場面でも、1番心に残るのはこういったホスピタリティではないでしょうか?
そんなことを思い出しつつ、私もお客様の心に残る温かい電話対応を心がけたい…としみじみ思うにこでした。
Posted by nurse005.
カテゴリー: 未分類.