夏のおもいで(手足口病にご用心!)

2015年 9月 29日 火曜日

暑さも徐々に和らぎ、日ごとに秋の気配が強くなってきましたね。
芸術の秋、読書の秋、食欲の秋…皆様、色々な秋の楽しみ方をお持ちのこととおもいます。

さて、冒頭のそんなご挨拶から一転。今日は、夏の思い出話をさせてくださいませ。

実はわたくしピグ、育児休暇を経て職場復帰。現在はこどもを保育園に預けて時短勤務をしています。 (全国の働くママさん方!日々、本っっ当にお疲れさまです!!)

今年夏、都内でこどもを中心に大流行した病気がありました。
その名も「手足口病」。どんな病気かというと…

手足口病は、エンテロウイルス属のウイルスによって引き起こされる感染症です。
主な症状は、口の粘膜・手のひら・足の裏などにできる2~3mmの水疱性の発しんで、 3~7日程度で消失します。その他、発熱、食欲不振、のどの痛みなどの症状がみられます。
重症化することはまれですが、合併症として急性脳炎や心筋炎が起きることもあります。

(東京都感染症情報センター HPより引用)

 

保育園からも、「手足口病が大流行中です」とのお知らせがあり、大丈夫かなぁと心配していた矢先…わが子、発熱

その後、口の中や身体へ発疹がでて、見事に手足口病を発症しました。
お腹はペコペコ、なのにお口が痛くて食べられない!・・・ということで、「おくちいたい~~~!!!」と泣き喚き、機嫌はサイアク。かわいそうと思いつつ、母の私はヘトヘトです。

大好きなバナナも食べられず、酸味がないゼリーや卵豆腐、茶碗蒸しなどを少しずつ食べさせたり、新しいおもちゃで気を紛らわせたり。手足口病と格闘する日々が1週間ほど続きました。

何とか軽快してきてほっとしたのもつかの間、なんだか私自身が熱っぽく、いや~な感じ…
こどもがかかる病気だし、まさかね・・・?と思いましたが、結局手足口病を発症しました。

育児・看病疲れか、免疫力が落ちていたんですね。油断していました。
幸いにも、そこまで症状がひどくならずに軽快、「まさか大人がなるなんてね」と笑い話ですみました。
でも、調べてみると大人は重症化しやすいとのこと!さらに、手足口病のウイルスは、かかった後にできる免疫が長続きしないため、毎年流行する傾向があるようです。
油断大敵、来年の夏はしっかり予防対策をしよう!と心に決め、予防のポイントを調べてみました。

患者の咳やくしゃみなどのしぶきに触れることによって感染(飛まつ・接触感染)する感染症なので、一般的な予防対策(手洗い、うがい、咳エチケット等)を心がけることが大切になります。
症状がおさまった後も、2~4週間程度は便などにウイルスが排泄されるため、トイレの後やおむつ交換の後、食事の前の手洗いを徹底しましょう。

子育て中のパパママのみなさま!
毎日育児にお仕事に大忙しでお疲れのことと思います。手洗いうがいをしっかりして、パパママ自身の健康も守って、元気に子育て楽しみましょう☆

 

<参考資料>
東京都感染症情報センター
http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/assets/diseases/handfootmouth/hitokuchi-joho.pdf?20150730