第20回:「脳の休息」

2012年 6月 30日 土曜日

雨が降ると予想しても、帰りは太陽の陽射しが眩しくて・・・、かと思えば、曇りの癖に空が眩しい・・・どこに行くにも傘兼雨用の傘が手放せないシェルです。

私は、メディカルラインに入職して1年半が経過しました。                                                             勤務帯は、21時から9時までの深夜勤務をしています。

看護職と言えば、夜勤がつきもの。                                                                                                                                                                夜勤をされる方が多いのではないかと思いますが、そんな方に質問です。                                                    夜勤明けで帰宅後、すぐに熟睡できますか?                                                                                                                                                    いや、ちがうなぁ・・・。

寝なきゃ疲れが取れないから、体力維持の為に何が何でも寝なきゃ!                                                          って理由で布団に入って目を瞑るけど、起きても疲れが取れてないょぉ(TдT)って事ないですか?                                                                                                             それに、2交代か3交代ですしね・・・。                                                                                                                                                                私もそうでした。

今は、深夜勤務オンリーなので、朝の通勤ラッシュのギュウギュウで過酷な満員電車とは縁がありません。好きな席  に座れるし、帰宅時ならばウトウト出来る事が多いです♪                                                                                                                                                     時に熟睡してしまい、終点で駅員さんに起こされた事が何度も・・・。                                                        真昼間に終点まで熟睡するって珍しいですよね。

そもそもなぜ“人間は夜眠るのが普通”と言われているのか?!                                                          「普通」の生活をしていない私が比較的元気なのは、変だから?!                                                なんか嫌な聞こえなので、調べてみました(笑)。

結果はですねぇ・・・。

睡眠の最大の目的は、脳が十分休息できる良質な睡眠をとる事なんですって!                                                簡単に言うと、夜寝る事で身体と脳を休息させて疲れをとる。                                                               そう、夜の暗い静けさの中の安眠で脳を休ませていたんですね!                                                           朝起きる理由は、地球は24時間だけど体内時計は25時間。                                                              なので、体内時計をリセットする目的で朝の光を浴びるそうです。                                                            だったら、今日は寝るぞ~!って決めた日は、遮光カーテンかアイマスクして、耳栓して寝ちゃえばいいんじゃない?(耳栓していても、目覚ましは聞こえるし)

人間は夜眠るのが普通”って言葉は合っているようで合っていない気がします。                                                 だから、私も“普通”の人だった。よかった!という事で自己満足しました。

睡眠の話し序でに、病院勤務していた若かりし時の“自分の為に自分時間を作るパワフルな先生”との雑談を紹介します。                                                                                「短時間の睡眠なのにその元気はどこから来るの?」と質問した答えは、                                       「睡眠時間は短時間でも良いんだ。例え数分でも、熟睡できれば大丈夫。それから、嫌な事があれば好きな事をしてリセットさせる。そして、楽しい!嬉しい!と心から思える事を意識して見つける。悩んでばっかりでいると、老けるぞ~(ニヤケ笑い)。」                            

「なるほど!心に栄養か。」                                                                                   

今思えば、いつも茶化されながらではありましたが、良い話しを聞かせてくれていました。私はたとえ短時間であっても眠れる時に寝て、仕事帰りに日差しを浴び、毎日30分以上歩き、そして、楽しい事探しを続けています♪                                                 先生の話は今の生活に役に立ち、私の元気の源のひとつになっています。                                                     だから元気なのでしょう。体内時計は普通の生活をしている方より正確です。                                                     時間を当てる事が出来ますし。(自慢♪)                                                                          

もう少し曇り空が憂鬱を誘いますが、そんな気持ちに左右されないように。

心の栄養をお裾分け。

第19回:「オペレーターは滑舌良く!」

2012年 6月 16日 土曜日

こんにちは、久々登場ナースチームの黒一点、ナースマンのUMAです。

 なんだか最近雨ばかりですね。とうとう梅雨入りですねぇ。                                                                  と、いうわけでそんなジメジメ天気を吹き飛ばっ・・・せるかはわからないですが、小噺をひとつ。

 

 題名を見てもらえればわかりますが、僕達はナースであると同時にテレフォンオペレーターでもあります。                                            声だけで相手と接するので、言葉遣いや口調など、「話す」ことについてはとても気を遣いますし、遣わなければならない仕事です。                                                                                    なので、はっきりと滑舌よく、相手が聞き取りやすいように、ということを意識して話すようにしています。 

しかしそれでも人間です。相手が怒っていたり、急いでいたら早口になってしまったりすることもあります。仕方ないといえば仕方ないのですが、それでもやはりプロとしてはそんな時こそ落ち着いて話さなければなりません。                                                ですが、時にはなんにもないところで失敗してしまうこともあります。                                                         

僕が未だに覚えているお恥ずかしい話として、こんなものがあります。

相手は治療をしている患者様のお母様。                                                                          疑問点も無事解決できて、安心していただけました。

そこで、次回から気をつけていただくことなどを話しつつ、お母様のお話を伺っていました。                                              お互いに笑顔を交えつつ(お互い見えてないですけど、そういう和やかな雰囲気だったんですよ)お母様の話した内容に返答しようとしたその時、その瞬間は訪れたのです。

 

UMA『かちこまりました。』 

ええ、言いましたよ、はっきりと。滑舌よく。いや、よくないかこの場合。

お母様も大層驚いてましたね。

  

お母様『か・・・かちこまりました!?』 

 

ええ、それはもう笑いの混じった大きなお声で繰り返していただきました。かちこまりました

目をまん丸に見開いて、手を口元に当てていたことでしょう。                                                                 見えないですけど、その映像が自然に浮かんできました。

その後はもう笑うしかないわけで、お互いに半笑い状態で会話を終えました。                                                   最初にちゃんと疑問点を解決できて、信頼関係ができていたので、微笑ましく終われたわけですね。

そう、ちゃんと信頼関係が築ければ、多少噛んでしまっても問題ない、というお話なのでした。

 

・・・いや、やっぱり噛んだらダメですね。

気をつけましょうね、皆さん。

 

・・・ハイ、気をつけます。すみません。

 

第18回:「あっという間に時は過ぎていくもので・・・。(ちぃミィの原点編)」

2012年 5月 31日 木曜日

どうも、動物大好きちぃミィです!

 突然ですが、私の幼い頃のユメはお花屋さんでした(笑)。

 子どもの頃、何かと病院にお世話になる事が多く、看護師さんのお仕事はすごく大変だなと思いながら、私の中でなりたくない職業ダントツ1位でした。                                                                         それなのに、高校生の時祖父が入院し、私の目の前で亡くなるまで、私には何ができるだろうと葛藤しながら、看護学生になった事を今でも鮮明に覚えています。

 

高校生卒業間際、なんとなく自分の将来が描けるようになり、最終的に『将来の夢は?』コーナーで「海外派遣ナース」と書きました。                                                                                なんというか、どうせやるなら世界を駆け回っちゃおうぜっていう  極端な考えで、アメリカ留学したり国際交流したり地域看護に目を向けたり、挫折するまでの間しばらくまっしぐらでした。

 

 

 

  

いやぁ、地域看護って奥が深いですね・・・。地域性や国々の医療特性ってすごい。

在宅看護というか、患者様の生活の中に組み込まれた医療・看護に興味をもって、まずは透析看護からと進んできましたが、延命治療とか各色々な方面での考え方の相違具合に、海外どころか日本2県目で挫折しました。                                                        (自分の頭がそれほど柔軟じゃなかったんですね!)

 それでも、在宅看護的なものを諦めきれず、メディカルラインに就職し、オペレーターナースになりました。

 

みなさん、                                                                        またたく間に日本全国の患者様とお話できる事になりましたよ!                                              たまに海外からもかかってくることもありますが、違う形で高校の頃の目標がちょっと実現化されています。

実際はお電話を一箇所で受けているので実感はないのですが、それぞれの地域性を対応中に感じると、何とも言えぬ「ウフウフ」感が舞い降ります。

 

自分が気付かぬ間に夢に向かって前進してたわけですね。                                                    一度挫折したけど、メディカルラインでは違う形で、私にも看護に繋がった出来る事があると実感し、お仕事が楽しくて、「やったよ!おじいちゃん!!」と心の中で思ったものです。

 

なんだかんだと悩みつつ、気が付けば学生時代から結構時間が過ぎました。

一応前を向いて進めていた事に、ハッと気付いたちぃミィでした。